

【ミニ掛け軸】妖怪531・仙人の蜜柑(静岡・沼津市)
【ミニ掛け軸】妖怪531・仙人の蜜柑(静岡・沼津市)
¥2,000
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
約15cm×30cmのミニ掛け軸。
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
静岡県沼津市西浦木負(きしょう)の木負みかんの由来譚。
昔、たくさんのみかん山を持っている男がいた。
ある年、他の山と違い一つだけ全くみかんの実がならない小山があった。あまりに不思議なので小山をまわって樹木を調べると真ん中あたりに木の繁みに隠れて一つだけかなり大きなみかんが実っていた。
その後も時折見に行くたびに大きくなり、とうとう一抱えもある大きさになり地面につくほどになってしまった。
男がもぎ取ろうとすると、なかから「まてまて」と声がする。
不思議なのでそっと小さな穴を開けて中をのぞいてみると、二人のやせた老人が碁を打っている。穴から正面に顔の見えるほうが負けているらしく、しきりにうなっているが、顔をあげて男をみつけ、ニコッと笑った。男は自分も碁が好きなので、みかんの皮の穴をすこしひろげて正面の老人に勝目を教えてやった。
やがて正面の老人が有利になってきた。相手の老人が不思議に思って注意してみると、後ろで合図している男がいるのに気づいた。
それから二人の老人は楽しそうに笑ったかと思うと、碁石を男の方に投げかけてフッと姿を消してしまった。
あとには2つに割れたみかんの種がいっぱい散らかっていた。
男はその種を持って山を下り、あとで蒔いたところ今までにないような甘くて大きな実がなるようになり、木負みかんが有名になったという。
『読みがたり 静岡のむかし話』では男の名が彦兵衛、碁に負けていたのが手前の老人になっている。
「勝ち目みえれば実のなる芽も出 木負みかんの由来譚」
【参考資料】
『沼津市誌 下巻』沼津市誌編纂委員会 編 361p
『読みがたり 静岡のむかし話』静岡県むかし話研究会 66p 「せんにんのミカン」
『【新版】日本の民話4伊豆の民話』岸なみ 編 105p 「仙人みかん」
『日本怪異妖怪事典 中部』高橋郁丸,毛利恵太,怪作戦テラ 著
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
静岡県沼津市西浦木負(きしょう)の木負みかんの由来譚。
昔、たくさんのみかん山を持っている男がいた。
ある年、他の山と違い一つだけ全くみかんの実がならない小山があった。あまりに不思議なので小山をまわって樹木を調べると真ん中あたりに木の繁みに隠れて一つだけかなり大きなみかんが実っていた。
その後も時折見に行くたびに大きくなり、とうとう一抱えもある大きさになり地面につくほどになってしまった。
男がもぎ取ろうとすると、なかから「まてまて」と声がする。
不思議なのでそっと小さな穴を開けて中をのぞいてみると、二人のやせた老人が碁を打っている。穴から正面に顔の見えるほうが負けているらしく、しきりにうなっているが、顔をあげて男をみつけ、ニコッと笑った。男は自分も碁が好きなので、みかんの皮の穴をすこしひろげて正面の老人に勝目を教えてやった。
やがて正面の老人が有利になってきた。相手の老人が不思議に思って注意してみると、後ろで合図している男がいるのに気づいた。
それから二人の老人は楽しそうに笑ったかと思うと、碁石を男の方に投げかけてフッと姿を消してしまった。
あとには2つに割れたみかんの種がいっぱい散らかっていた。
男はその種を持って山を下り、あとで蒔いたところ今までにないような甘くて大きな実がなるようになり、木負みかんが有名になったという。
『読みがたり 静岡のむかし話』では男の名が彦兵衛、碁に負けていたのが手前の老人になっている。
「勝ち目みえれば実のなる芽も出 木負みかんの由来譚」
【参考資料】
『沼津市誌 下巻』沼津市誌編纂委員会 編 361p
『読みがたり 静岡のむかし話』静岡県むかし話研究会 66p 「せんにんのミカン」
『【新版】日本の民話4伊豆の民話』岸なみ 編 105p 「仙人みかん」
『日本怪異妖怪事典 中部』高橋郁丸,毛利恵太,怪作戦テラ 著
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
大きさ比較画像
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※こちらの価格には消費税が含まれています。
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※この商品は海外配送できる商品です。


