

【ミニ掛け軸】妖怪379・大島のきつねver4(山梨・早川町)
【ミニ掛け軸】妖怪379・大島のきつねver4(山梨・早川町)
¥2,000
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
約15cm×30cmのミニ掛け軸。
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
山梨県早川町草塩に伝わる。
草塩のはずれの早川にかかるつり橋をわたったところの谷に水車があり、その山の中腹にちょっと下平があって、ここに畑をつくりながら保の男が小屋をたてて住んでいた。
ある晩、男が寝ようと思っていると戸を叩く音がして、あけてみると大島の喜一という男が
「おばんでごいす」と子供を二人つれて入ってきた。
喜一はよそ行きのかっこうで博多の帯に刀までさしており、保の男はしばらく村の衆にあわなかったので喜んでごちそうをしてやった。
喜一は「これから、保へいくどうけんが、子どもんねぶってえっていうで、わりいけんがねかせてくれちゃあ」
というので承知すると「たのむよう」とでかけていき、明け方また寄って連れて帰った。
こんなことが三晩続いたので変に思い、草塩の村に降りて行くと道の途中で、きつねにだまされたという人の話を聞き
「まてよ、こりゃあ、おれもだまされているかも知れん。ひとつ化けの皮をひんむいてくれだあ」
と大いそぎで小屋に帰り釜に湯をたてて待っていた。
夜、やはり喜一がきて、また子どもをあずけたいというので
「まあ、お茶でものんじゃあ」といろりのそばに座った喜一に茶をすすめるふりをしながら、わざと手にかけた。
「ぎゃあ」と悲鳴をあげた喜一の顔がひきつりきつねの姿にかわったところに熱湯をかぶせると、うめき声をあげながら暗闇に消えていった。
次の日、早川の河原に大きなきつねの死体が見つかった。腰にあけびのつるをまきこんで、太いソソヤケ(タケニグサ)の茎をさしていた。
村の衆はこのきつねを憎みながらも、二匹の子どもどうなったかと気の毒がった。
「子連れ侍喜一の頼み 腰の刀はソソヤケの茎」
【参考文献】
『早川のいいつたえ 第一集』三井啓心 10-11pより
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
山梨県早川町草塩に伝わる。
草塩のはずれの早川にかかるつり橋をわたったところの谷に水車があり、その山の中腹にちょっと下平があって、ここに畑をつくりながら保の男が小屋をたてて住んでいた。
ある晩、男が寝ようと思っていると戸を叩く音がして、あけてみると大島の喜一という男が
「おばんでごいす」と子供を二人つれて入ってきた。
喜一はよそ行きのかっこうで博多の帯に刀までさしており、保の男はしばらく村の衆にあわなかったので喜んでごちそうをしてやった。
喜一は「これから、保へいくどうけんが、子どもんねぶってえっていうで、わりいけんがねかせてくれちゃあ」
というので承知すると「たのむよう」とでかけていき、明け方また寄って連れて帰った。
こんなことが三晩続いたので変に思い、草塩の村に降りて行くと道の途中で、きつねにだまされたという人の話を聞き
「まてよ、こりゃあ、おれもだまされているかも知れん。ひとつ化けの皮をひんむいてくれだあ」
と大いそぎで小屋に帰り釜に湯をたてて待っていた。
夜、やはり喜一がきて、また子どもをあずけたいというので
「まあ、お茶でものんじゃあ」といろりのそばに座った喜一に茶をすすめるふりをしながら、わざと手にかけた。
「ぎゃあ」と悲鳴をあげた喜一の顔がひきつりきつねの姿にかわったところに熱湯をかぶせると、うめき声をあげながら暗闇に消えていった。
次の日、早川の河原に大きなきつねの死体が見つかった。腰にあけびのつるをまきこんで、太いソソヤケ(タケニグサ)の茎をさしていた。
村の衆はこのきつねを憎みながらも、二匹の子どもどうなったかと気の毒がった。
「子連れ侍喜一の頼み 腰の刀はソソヤケの茎」
【参考文献】
『早川のいいつたえ 第一集』三井啓心 10-11pより
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
大きさ比較画像
※この商品は、最短で12月17日(水)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※別途送料がかかります。送料を確認する
※¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
※この商品は海外配送できる商品です。


