

【ミニ掛け軸】妖怪458・身延山の杉の大軍(山梨・身延町)
【ミニ掛け軸】妖怪458・身延山の杉の大軍(山梨・身延町)
¥2,000
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
約15cm×30cmのミニ掛け軸。
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
山梨県身延町に伝わる。
元亀三年(1572)のこと、武田信玄は京都に出て天下に号令を下すため駿河から東海道を通り上京するのが近道と考え、身延山へ築城して足だまりをしようとするため身延山へ「築城するためによそに大伽藍を建築して寄付するから移転せよ」と申し込んだ。
身延山の法主・第十代日叙上人は信玄も尊信している傑僧であったが、上人も国主の申し出ゆえ無下にも断れず一山の大衆を集め数日間様々相談した。
その結果「身延山は宗祖の御霊の留まる永久の浄土であり、国主の申し出なれど引き渡すことはできない」となり使僧にて返答した。
信玄はこれに大変立腹し早速出陣の用意をし身延山を攻めとろうと、四月十一日に身延山下の飯富村へ来て早川をへだて大軍を構えた。身延山は元来仏法の山であり兵仗がなく、一山の大衆は祖師堂に集まり宗祖の御前に祈祷をこらしていた。
翌朝未明に信玄は早川を押し渡り身延山を一気に乗っ取ろうとしたが、天がにわかに曇り大雨が降り、早川は増水し名に負う急流は大木大石をどんどん流し、渡るすべがなかった。
このありさまをみた武田の長子勝頼は血気にはやる手兵を引率し急流を乗り切ろうと川に飛び込むがたちまち流され死する者は数を知らなかった。
本陣で見ていた信玄は大いに怒り全軍に指揮し自ら渡ろうとする、ちょうどその時、対岸の今まで身延山の杉の林と見えた峰々が、甲冑に身を固めたいかめしい大軍にうずめられてるありさま。
さすがの信玄も、あっと驚くその時、はるか七面山の方角で「法敵信玄」と叫び声が聞こえたかと思うと、電光ものすごく白羽の矢が飛んできて、ザックと信玄の前額に命中し、前歯一枚を折りその場に気絶した。
これにて信玄の軍は退陣し身延山は事なきを得たが、その翌年の同日四月十一日に震源は仏罪に依って陣中に古傷がにわかに悪化して死んだのであると伝えられている。
このときの白羽の矢は現在も飯富に神社をたてて祀ってあるという。
「信玄なれども御霊は退かぬ うずめ守るは杉林」
【参考文献】
『身延町誌』身延町誌編集委員会 編 1126p「身延責め」より
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
山梨県身延町に伝わる。
元亀三年(1572)のこと、武田信玄は京都に出て天下に号令を下すため駿河から東海道を通り上京するのが近道と考え、身延山へ築城して足だまりをしようとするため身延山へ「築城するためによそに大伽藍を建築して寄付するから移転せよ」と申し込んだ。
身延山の法主・第十代日叙上人は信玄も尊信している傑僧であったが、上人も国主の申し出ゆえ無下にも断れず一山の大衆を集め数日間様々相談した。
その結果「身延山は宗祖の御霊の留まる永久の浄土であり、国主の申し出なれど引き渡すことはできない」となり使僧にて返答した。
信玄はこれに大変立腹し早速出陣の用意をし身延山を攻めとろうと、四月十一日に身延山下の飯富村へ来て早川をへだて大軍を構えた。身延山は元来仏法の山であり兵仗がなく、一山の大衆は祖師堂に集まり宗祖の御前に祈祷をこらしていた。
翌朝未明に信玄は早川を押し渡り身延山を一気に乗っ取ろうとしたが、天がにわかに曇り大雨が降り、早川は増水し名に負う急流は大木大石をどんどん流し、渡るすべがなかった。
このありさまをみた武田の長子勝頼は血気にはやる手兵を引率し急流を乗り切ろうと川に飛び込むがたちまち流され死する者は数を知らなかった。
本陣で見ていた信玄は大いに怒り全軍に指揮し自ら渡ろうとする、ちょうどその時、対岸の今まで身延山の杉の林と見えた峰々が、甲冑に身を固めたいかめしい大軍にうずめられてるありさま。
さすがの信玄も、あっと驚くその時、はるか七面山の方角で「法敵信玄」と叫び声が聞こえたかと思うと、電光ものすごく白羽の矢が飛んできて、ザックと信玄の前額に命中し、前歯一枚を折りその場に気絶した。
これにて信玄の軍は退陣し身延山は事なきを得たが、その翌年の同日四月十一日に震源は仏罪に依って陣中に古傷がにわかに悪化して死んだのであると伝えられている。
このときの白羽の矢は現在も飯富に神社をたてて祀ってあるという。
「信玄なれども御霊は退かぬ うずめ守るは杉林」
【参考文献】
『身延町誌』身延町誌編集委員会 編 1126p「身延責め」より
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
大きさ比較画像
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※この商品は海外配送できる商品です。


