【大サイズ掛け軸10】おら方の桃太郎(宮城・気仙沼市)
【大サイズ掛け軸10】おら方の桃太郎(宮城・気仙沼市)
¥16,000
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
★この掛け軸は大サイズ(約50 x 80 cm)の掛け軸です。収納袋が付属します。
【説明】
宮城県気仙沼市で語られた桃太郎。
むかし、このあたりに桃太郎という力が強くて、なにをやっても負けない豪傑がいた。そこで、おじいさんとおばあさんに鉄の棒をつくってもらい
「鬼ヶ島に、鬼が住んでっから、おれ、鬼退治に行ってみてえ」
と鬼ヶ島に出かけた。
しばらく行くと大きな岩を指でぐりぐりと掘っている人がいた。
「なんとまず、あんた、指で岩を掘って、なじょにする気すか」
桃太郎が聞くと、
「おれは、ここらでも名の知れた岩豪太郎といって、手で大岩を掘ってしまう者だ」
という。
「やあや。これはたいした豪傑だなあ。おれ、いまから鬼ヶ島さ鬼退治に行くんだが、ひとつ、いっしょについて来やへんか」
「そんでぇ、行ってみっか」
そうして連れだって行くと、今度は二間(約4m)四方の大きなお堂を綱をかけて背負うとしてる人がいた。
「なんと、まず。そのお堂をしょ背負う気すか」
「なに、おれはここら一番の力持ちだから、こんなお堂はひとしょ背負いにしょ背負ってみせる」
「まず、たいした力持ちだ。ほんでぇ、おれたち、いまから鬼ヶ島さ鬼退治に行くから、あんたもひとつ一緒に行ってみやへんか」
「うん、そだら、良がんます」
と、その人も一緒に行くことになった。その人の名前は、お堂背負太郎といった。
三人で鬼ヶ島へいくと、鬼たちは鋳物採りに行っており留守だった。
桃太郎は大戸の口、岩豪太郎は上の口、お堂背負太郎は裏の戸を守り、待つことにした。
そこに鬼たち鋳物持って、がやがや帰ってきた。
「なんだ。おらい家の戸っこ、さっぱり開かねえぞ」
って、騒ぎ出して、さあ、そこで鬼と合戦になった。
桃太郎は鉄の棒で叩きつける、岩豪太郎は指で鬼の目玉をくり抜く、お堂背負太郎は、お堂を背負ってる縄で、鬼を縛り上げた。すっかり鬼退治して、三人は家に帰ってきた。
妖怪571おら方の桃太郎/桃太郎(宮城・気仙沼市)
妖怪572おら方の桃太郎/岩豪太郎(宮城・気仙沼市)
妖怪573おら方の桃太郎/お堂背負太郎(宮城・気仙沼市)
「剛腕自慢が三人よれば 鬼も蹂躙桃はなし」
【参考文献】
せんだいメディアテークホームページ ラウンジ展「2011.3.11 大津波に襲われた沿岸集落で、かつて聞いた《いいつたえ、むかしばなし、はなし》ーその三ー」
https://www.smt.jp/projects/minwa/2016/03/2011311-3-.html
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅50cm x 高さ80cm
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅50cm x 高さ80cm
【Description of item】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 50 cm x H 80 cm
#東北 #宮城 #宮城の妖怪展2024 #壽丸屋敷 #桃太郎 #気仙沼
【説明】
宮城県気仙沼市で語られた桃太郎。
むかし、このあたりに桃太郎という力が強くて、なにをやっても負けない豪傑がいた。そこで、おじいさんとおばあさんに鉄の棒をつくってもらい
「鬼ヶ島に、鬼が住んでっから、おれ、鬼退治に行ってみてえ」
と鬼ヶ島に出かけた。
しばらく行くと大きな岩を指でぐりぐりと掘っている人がいた。
「なんとまず、あんた、指で岩を掘って、なじょにする気すか」
桃太郎が聞くと、
「おれは、ここらでも名の知れた岩豪太郎といって、手で大岩を掘ってしまう者だ」
という。
「やあや。これはたいした豪傑だなあ。おれ、いまから鬼ヶ島さ鬼退治に行くんだが、ひとつ、いっしょについて来やへんか」
「そんでぇ、行ってみっか」
そうして連れだって行くと、今度は二間(約4m)四方の大きなお堂を綱をかけて背負うとしてる人がいた。
「なんと、まず。そのお堂をしょ背負う気すか」
「なに、おれはここら一番の力持ちだから、こんなお堂はひとしょ背負いにしょ背負ってみせる」
「まず、たいした力持ちだ。ほんでぇ、おれたち、いまから鬼ヶ島さ鬼退治に行くから、あんたもひとつ一緒に行ってみやへんか」
「うん、そだら、良がんます」
と、その人も一緒に行くことになった。その人の名前は、お堂背負太郎といった。
三人で鬼ヶ島へいくと、鬼たちは鋳物採りに行っており留守だった。
桃太郎は大戸の口、岩豪太郎は上の口、お堂背負太郎は裏の戸を守り、待つことにした。
そこに鬼たち鋳物持って、がやがや帰ってきた。
「なんだ。おらい家の戸っこ、さっぱり開かねえぞ」
って、騒ぎ出して、さあ、そこで鬼と合戦になった。
桃太郎は鉄の棒で叩きつける、岩豪太郎は指で鬼の目玉をくり抜く、お堂背負太郎は、お堂を背負ってる縄で、鬼を縛り上げた。すっかり鬼退治して、三人は家に帰ってきた。
妖怪571おら方の桃太郎/桃太郎(宮城・気仙沼市)
妖怪572おら方の桃太郎/岩豪太郎(宮城・気仙沼市)
妖怪573おら方の桃太郎/お堂背負太郎(宮城・気仙沼市)
「剛腕自慢が三人よれば 鬼も蹂躙桃はなし」
【参考文献】
せんだいメディアテークホームページ ラウンジ展「2011.3.11 大津波に襲われた沿岸集落で、かつて聞いた《いいつたえ、むかしばなし、はなし》ーその三ー」
https://www.smt.jp/projects/minwa/2016/03/2011311-3-.html
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅50cm x 高さ80cm
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅50cm x 高さ80cm
【Description of item】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 50 cm x H 80 cm
#東北 #宮城 #宮城の妖怪展2024 #壽丸屋敷 #桃太郎 #気仙沼
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