妖怪156・ああ、ああver3(宮城・松島)
妖怪156・ああ、ああver3(宮城・松島)
¥5,500
【妖怪説明】
宮城県松島町幡谷鹿又に伝わる。
妖怪索引を作るならトップにくるのではないかという名前の妖怪。
年を取った木挽きが
「だれか銭こ呉れる人があったら、三人娘のうち一人呉れてもええがなあ。ああ、ああ」
と言うと目の前に若者が現れて「おれは、『ああ、ああ』というものだが、いっぱい銭をやるから娘をくれ」と言った。
木挽きは大判小判をもらい、一番目の娘を嫁にやった。
『ああ、ああ』の家に戻ると、人間の腕を持ってきて「これを食え」と娘に言い、出かけた。娘はとても食えたものではないので食ったふりをして庭の隅に埋めた。帰って来た『ああ、ああ』が「腕や、腕」と呼びかけると埋めたはずの庭の方から返事が来たので、嘘がばれて蔵に押し込められて殺されてしまった。
銭を使い果たした木挽きは同じように『ああ、ああ』から銭をもらい、二番目の娘も嫁にやった。
二番目の娘には『ああ、ああ』は人間の股を持ってきた。出かけていった後に娘は股を灰の中に隠したが、これもばれて蔵に押し込められて殺されてしまった。
木挽きは同じように三番目の娘も銭と引き換えに嫁にやった。
『ああ、ああ』は今度は人間の脛を持ってきた。
娘が一人になり困り果てていると、どこからか「黒焼きにして腹に巻け」と声がしたのでその通りにしてみた。
『ああ、ああ』が帰ってきて「脛や、脛」と呼ぶと脛は「腹にいで、出られねえ」と答えたので本当に食べたと思われてばれなかった。『ああ、ああ』は「お前は正直者だ」といって、ほうびに死人に刺せば生き返るという生き針を与え、自分の弱点を娘に教えてやった。
娘は隙を見計らって、『ああ、ああ』から聞いた弱点の耳を熊柳の五葉でつついて殺し、蔵の中で死んでいた姉達を生き針で生き返らせて助けた。
『ああ、ああ』の正体はあまのじゃくだったという。
「三の娘を金子にかえて ああ、ああ と呼ぶ木挽きあり」
【参考資料】
『みちのくの海山の昔』佐々木徳夫
引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/3878842.html
【aa,aa】
A story of Matsushima cho, Miyagi prefecture. The man sold three
daughters to a man named "AA, AA".The first daughter was told to
eat human's arms.The second daughter was told to eat crotch. The
third daughter was told to eat a shin. Only the third daughter was
saved. She got a needle to resurrect from a man. Then she killed
the sleeping man and revived her sister.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
宮城県松島町幡谷鹿又に伝わる。
妖怪索引を作るならトップにくるのではないかという名前の妖怪。
年を取った木挽きが
「だれか銭こ呉れる人があったら、三人娘のうち一人呉れてもええがなあ。ああ、ああ」
と言うと目の前に若者が現れて「おれは、『ああ、ああ』というものだが、いっぱい銭をやるから娘をくれ」と言った。
木挽きは大判小判をもらい、一番目の娘を嫁にやった。
『ああ、ああ』の家に戻ると、人間の腕を持ってきて「これを食え」と娘に言い、出かけた。娘はとても食えたものではないので食ったふりをして庭の隅に埋めた。帰って来た『ああ、ああ』が「腕や、腕」と呼びかけると埋めたはずの庭の方から返事が来たので、嘘がばれて蔵に押し込められて殺されてしまった。
銭を使い果たした木挽きは同じように『ああ、ああ』から銭をもらい、二番目の娘も嫁にやった。
二番目の娘には『ああ、ああ』は人間の股を持ってきた。出かけていった後に娘は股を灰の中に隠したが、これもばれて蔵に押し込められて殺されてしまった。
木挽きは同じように三番目の娘も銭と引き換えに嫁にやった。
『ああ、ああ』は今度は人間の脛を持ってきた。
娘が一人になり困り果てていると、どこからか「黒焼きにして腹に巻け」と声がしたのでその通りにしてみた。
『ああ、ああ』が帰ってきて「脛や、脛」と呼ぶと脛は「腹にいで、出られねえ」と答えたので本当に食べたと思われてばれなかった。『ああ、ああ』は「お前は正直者だ」といって、ほうびに死人に刺せば生き返るという生き針を与え、自分の弱点を娘に教えてやった。
娘は隙を見計らって、『ああ、ああ』から聞いた弱点の耳を熊柳の五葉でつついて殺し、蔵の中で死んでいた姉達を生き針で生き返らせて助けた。
『ああ、ああ』の正体はあまのじゃくだったという。
「三の娘を金子にかえて ああ、ああ と呼ぶ木挽きあり」
【参考資料】
『みちのくの海山の昔』佐々木徳夫
引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/3878842.html
【aa,aa】
A story of Matsushima cho, Miyagi prefecture. The man sold three
daughters to a man named "AA, AA".The first daughter was told to
eat human's arms.The second daughter was told to eat crotch. The
third daughter was told to eat a shin. Only the third daughter was
saved. She got a needle to resurrect from a man. Then she killed
the sleeping man and revived her sister.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
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