

【ミニ掛け軸】妖怪326・柿入道(宮城・牡鹿郡)
【ミニ掛け軸】妖怪326・柿入道(宮城・牡鹿郡)
¥2,000
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
約15cm×30cmのミニ掛け軸。
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
宮城県女川町、宮城県石巻市雄勝町に伝わる。
ある村に屋敷が広く果物がたくさん植えてある金持ちのうちがあった。その脇の小さい家におじいさんを亡くした、おばあさんと息子と嫁と孫が暮らしていた。
家が狭いため果物一本も植えることができないため、おばあさんは金持ちの家の甘柿を毎年秋になると眺めて、あの柿一つたべてえなあ、あの柿一つ食べてえなあ、なんぼかうめかんべなあ、と思っていた。
ある年、息子たちは寝かせ仕事をしていると「おばんでがす」と訪ねてきた人がいた。
開けてみると入道坊主であり、その大きい人が入ってきて「ばあさん、毎日あの柿眺めてんだけど、食べてえのかー」と聞く。
食べたいが一つとっても泥棒と言われ懲役になれば子どもたちにも迷惑がかかるので眺めて暮らしている、と答えると御馳走するから大きな皿をもってこい、という。
皿を用意すると外にでて、柿しぼったようにして、お皿に一杯持ってくる。食べてみるととてもうまく、このことは内緒だぞ、といい次の晩にもくるようになった。
ある晩に気づいた息子が覗いていると入道坊主が自分のうんこ出したのを食わせたように見えた。あまりにも腹がたった息子は次の晩にまさかりを持って隠れて、やってきた入道坊主を力いっぱいみねでぶんなぐった。
ばあさんはびっくりして親切に御馳走してくれたのにと言い、息子もなにも殺さなくてもよかったかとしばらく二人で涙こぼして眺めていた。次の日に警察へいくつもりでとりあえず寝ようとするが、息子は一晩中あとのことをあれこれ考えて泣いて寝られず、おばあさんは何度も起きてみるが、やはりその男は死んだままでいる。
ところが、いくらかしらじら夜が明けかかったときにみてみると入道坊主がいない。あれっと思って庭へ降りてみると、柿がいっぱいころがっていた。
「柿にも心つうもんがあるもんだべかなぁ、一つ食いてえ、一つ食いてえって毎年の自分の思いが、なってる柿さ通じたんだねえ、柿の方から御馳走になりにきたんだねえ」
と、やっと安心したという。
「念願叶った晩げの馳走 いわくありげな柿しぼり」
【参考資料】
『語りによる日本の民話 女川・雄勝の民話』
引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/23766757.html
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
宮城県女川町、宮城県石巻市雄勝町に伝わる。
ある村に屋敷が広く果物がたくさん植えてある金持ちのうちがあった。その脇の小さい家におじいさんを亡くした、おばあさんと息子と嫁と孫が暮らしていた。
家が狭いため果物一本も植えることができないため、おばあさんは金持ちの家の甘柿を毎年秋になると眺めて、あの柿一つたべてえなあ、あの柿一つ食べてえなあ、なんぼかうめかんべなあ、と思っていた。
ある年、息子たちは寝かせ仕事をしていると「おばんでがす」と訪ねてきた人がいた。
開けてみると入道坊主であり、その大きい人が入ってきて「ばあさん、毎日あの柿眺めてんだけど、食べてえのかー」と聞く。
食べたいが一つとっても泥棒と言われ懲役になれば子どもたちにも迷惑がかかるので眺めて暮らしている、と答えると御馳走するから大きな皿をもってこい、という。
皿を用意すると外にでて、柿しぼったようにして、お皿に一杯持ってくる。食べてみるととてもうまく、このことは内緒だぞ、といい次の晩にもくるようになった。
ある晩に気づいた息子が覗いていると入道坊主が自分のうんこ出したのを食わせたように見えた。あまりにも腹がたった息子は次の晩にまさかりを持って隠れて、やってきた入道坊主を力いっぱいみねでぶんなぐった。
ばあさんはびっくりして親切に御馳走してくれたのにと言い、息子もなにも殺さなくてもよかったかとしばらく二人で涙こぼして眺めていた。次の日に警察へいくつもりでとりあえず寝ようとするが、息子は一晩中あとのことをあれこれ考えて泣いて寝られず、おばあさんは何度も起きてみるが、やはりその男は死んだままでいる。
ところが、いくらかしらじら夜が明けかかったときにみてみると入道坊主がいない。あれっと思って庭へ降りてみると、柿がいっぱいころがっていた。
「柿にも心つうもんがあるもんだべかなぁ、一つ食いてえ、一つ食いてえって毎年の自分の思いが、なってる柿さ通じたんだねえ、柿の方から御馳走になりにきたんだねえ」
と、やっと安心したという。
「念願叶った晩げの馳走 いわくありげな柿しぼり」
【参考資料】
『語りによる日本の民話 女川・雄勝の民話』
引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/23766757.html
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
大きさ比較画像
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※この商品は海外配送できる商品です。


