妖怪259・ずずver6(山梨・上野原市秋山)
妖怪259・ずずver6(山梨・上野原市秋山)
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焼かれ坊主
【妖怪説明】
山梨県上野原市秋山に伝わる。
秋山の王の入りに〝ずずの田〟と呼ばれているところがある。
昔、百姓たちが粟をつくるために大刈りを焼いていた。一日中はたらき夕暮れになりそろそろ帰るかという頃「道に迷ったので一晩泊めて欲しい」と旅の坊さんが数珠を繰りながら頼んできた。百姓たちは人里離れた山の中だし、なんとなくあやしげなので「狐か狸が化けたものにちがいない」といって、数珠くり坊主を殺して大刈りと一緒に焼いてしまった。
それからというもの、日照りが続いたり、雨が何日も続いたりと作物がとれない年が続いた。
「なにか悪いものでもたたっているのではないか」「あの時の坊主は本物だったのでは」「きっと坊さんがたたっているにちがいない」などと噂が広まり、軽はずみに殺してしまったことを後悔して、ずずの田のあたりにお宮をつくっておまつりをした。
このお宮は今でも日吉山王さまとして残されている。
「数珠をくりくり一宿願う 狐狸の類じゃありやせん」
【参考文献】
『秋山文化協会版・秋山の民話』秋山村教育委員会発行
【Zuzu】
It is transmitted to Akiyama, Uenohara City, Yamanashi Prefecture.
There is a place called "Zuzu no Ta" in Akiyama.
Once upon a time, peasants used to burn in the open to make millet. They worked a day and tried to go home in the evening. At that time, a monk with a bead of travel came. He said, "I lost my way, so I want you to stay overnight." The peasants are in a remote mountain, and somehow they are suspicious, so they said, "It must be a fox or a raccoon dog," and killed the shaven and burned it with grass.
After that, there were years when crops could not be harvested, with continuous sunshine and many days of rain.
Rumors spread, such as "Isn't there something wrong with it?" "I think the shaven at that time was real." "I'm sure the shaven was hit." The peasant regretted having killed him lightly. Therefore, I made a palace around the rice fields of Zuzu and held a festival.
This palace is still left as King Hiyoshi.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#ずず #山梨 #上野原市 #秋山 #ずずの田 #王の入り #坊主 #数珠くり #山梨の妖怪展2021
【妖怪説明】
山梨県上野原市秋山に伝わる。
秋山の王の入りに〝ずずの田〟と呼ばれているところがある。
昔、百姓たちが粟をつくるために大刈りを焼いていた。一日中はたらき夕暮れになりそろそろ帰るかという頃「道に迷ったので一晩泊めて欲しい」と旅の坊さんが数珠を繰りながら頼んできた。百姓たちは人里離れた山の中だし、なんとなくあやしげなので「狐か狸が化けたものにちがいない」といって、数珠くり坊主を殺して大刈りと一緒に焼いてしまった。
それからというもの、日照りが続いたり、雨が何日も続いたりと作物がとれない年が続いた。
「なにか悪いものでもたたっているのではないか」「あの時の坊主は本物だったのでは」「きっと坊さんがたたっているにちがいない」などと噂が広まり、軽はずみに殺してしまったことを後悔して、ずずの田のあたりにお宮をつくっておまつりをした。
このお宮は今でも日吉山王さまとして残されている。
「数珠をくりくり一宿願う 狐狸の類じゃありやせん」
【参考文献】
『秋山文化協会版・秋山の民話』秋山村教育委員会発行
【Zuzu】
It is transmitted to Akiyama, Uenohara City, Yamanashi Prefecture.
There is a place called "Zuzu no Ta" in Akiyama.
Once upon a time, peasants used to burn in the open to make millet. They worked a day and tried to go home in the evening. At that time, a monk with a bead of travel came. He said, "I lost my way, so I want you to stay overnight." The peasants are in a remote mountain, and somehow they are suspicious, so they said, "It must be a fox or a raccoon dog," and killed the shaven and burned it with grass.
After that, there were years when crops could not be harvested, with continuous sunshine and many days of rain.
Rumors spread, such as "Isn't there something wrong with it?" "I think the shaven at that time was real." "I'm sure the shaven was hit." The peasant regretted having killed him lightly. Therefore, I made a palace around the rice fields of Zuzu and held a festival.
This palace is still left as King Hiyoshi.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#ずず #山梨 #上野原市 #秋山 #ずずの田 #王の入り #坊主 #数珠くり #山梨の妖怪展2021
モノプリント掛け軸紹介動画
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