妖怪91・片輪車

「諸国里人談」「譚海」「諸国百物語」などにある。
寛文(1661〜1672)の近江国甲賀郡(現・滋賀県)では夜な夜な火に包まれた片輪の車に女が乗って徘徊するという。村中戸締まりをして門を閉ざしていたが、ある女が隙間から覗いたところ「我見るよりも我が子をみよ」というので子供を探すが、すでにいない。
嘆いた女が「罪科は割れにこそあれ子車の やるかたわかぬ 子をばかくしそ」という一首を戸口にはりつけたところ、翌晩やってきた片輪車が「やさしの者かな、さらば子をかえすなり。我、人に見えては所にありがたし」と言い、子をかえしたという。
この話が信州に置き換えられると男の顔になる。
今では男版は「輪入道(妖怪51)」と別の妖怪になっているが、もともとは片輪車だったようだ。

大きさ:約30cmx62cm

¥ 5,000

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