妖怪364・南明寺の龍神親子(山梨・富士川町)
妖怪364・南明寺の龍神親子(山梨・富士川町)
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法話ドラゴンガール
【妖怪説明】
山梨県富士川町(旧増穂町)南明寺に伝わる。
南明寺の境内には昔、左右にわかれた二つの淵があり親子渕とよばれ、龍神の親子が隠れ棲んでいた。戸川の上流には妙蓮の滝があり、その滝つぼに多くの配下をもつ大龍神がいた。大龍神は配下の父龍神に娘を強要したが意に従わなかったため親子を迫害し、そのため龍神親子は妙蓮が淵にいることができず親子渕にいたのだった。
ところが、大龍神が親子を探して親子渕までやってきた。大龍神と父龍神の大格闘となりやっとのことで大龍神を倒した父龍神だが深い手傷をおって病床に伏す身となってしまった。
当時、長沢には千住院という寺があり、龍禅という老僧が4月8日から1週間、村人を集めて法話をしていた。毎日、妙齢の美女がきてありがたく聞いてはいたがどこからきてどこへ帰るのかだれも知らなかった。実はこれが龍神の娘であり、父龍神の病の1日も早い回復を願って法話を聞いて帰って病床の父に聞かせていたのだった。
そのかいあってか父龍神は全復し妙蓮が淵に帰ることができ、親子そろって龍禅和尚のもとにお礼参りにきた。これにより村人が知るところとなり、ことのありがたさに感激して淵のかたわらに2棟のお堂をたてたのが南明寺の興りであるともいわれている。
寺のできた祝いに村人が我も我もと餅をついて叺(かます)に入れて担いてできた道を「餅田道」といい、今は田に変わって「餅田」とよぶ。
「父の手傷と娘の法話 妙蓮が淵に帰り棲み」
【参考文献】
増穂町誌「親子渕と南明寺のおこり」1053p
【フィールドワーク】
南明寺住職にお話を伺った。(2022/4/9)
・淵について
棲んでいたとされる淵は今は干上がってしまっているが、戦後の農地開放までは上流の水を一時貯水し不純物を沈澱させ下流に流す役目を担っていた。徳川家康との縁も深く甲斐に落ち延びた際、当時住職の用山儀存が共に学んだよしみだったため家康に法衣を着せすりこぎ棒をもたせて敵の目をのがれた「南明寺の大すりこぎ」の話もある。近隣に徳川埋蔵金が埋まっているとも言われており、住職いわく「淵の下などは埋めるのに最適では」とのこと。
・南明寺四脚門について
建造された年が古い曹洞宗の寺は県内に他にもあるが、途中で改宗したものであり南明寺は山梨県内最初の曹洞宗の寺である。江戸中期の前半〜中頃に建造された四脚門があり「蒼龍窟禅堂」と掲げられ龍が棲むとされる。
・竜尾石について
近隣の八幡神社には竜頭石があった。そちらはいつのまにか紛失しており、近ごろ南明寺の石を竜頭石とよばれてしまうことがあるが、本来は竜尾石である。
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
ギフトラッピングご利用時は配送方法・クリックポストはご利用いただけません。
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#山梨 #富士川 #旧増穂町 #南明寺 #竜 #龍 #山梨の妖怪展2022
【妖怪説明】
山梨県富士川町(旧増穂町)南明寺に伝わる。
南明寺の境内には昔、左右にわかれた二つの淵があり親子渕とよばれ、龍神の親子が隠れ棲んでいた。戸川の上流には妙蓮の滝があり、その滝つぼに多くの配下をもつ大龍神がいた。大龍神は配下の父龍神に娘を強要したが意に従わなかったため親子を迫害し、そのため龍神親子は妙蓮が淵にいることができず親子渕にいたのだった。
ところが、大龍神が親子を探して親子渕までやってきた。大龍神と父龍神の大格闘となりやっとのことで大龍神を倒した父龍神だが深い手傷をおって病床に伏す身となってしまった。
当時、長沢には千住院という寺があり、龍禅という老僧が4月8日から1週間、村人を集めて法話をしていた。毎日、妙齢の美女がきてありがたく聞いてはいたがどこからきてどこへ帰るのかだれも知らなかった。実はこれが龍神の娘であり、父龍神の病の1日も早い回復を願って法話を聞いて帰って病床の父に聞かせていたのだった。
そのかいあってか父龍神は全復し妙蓮が淵に帰ることができ、親子そろって龍禅和尚のもとにお礼参りにきた。これにより村人が知るところとなり、ことのありがたさに感激して淵のかたわらに2棟のお堂をたてたのが南明寺の興りであるともいわれている。
寺のできた祝いに村人が我も我もと餅をついて叺(かます)に入れて担いてできた道を「餅田道」といい、今は田に変わって「餅田」とよぶ。
「父の手傷と娘の法話 妙蓮が淵に帰り棲み」
【参考文献】
増穂町誌「親子渕と南明寺のおこり」1053p
【フィールドワーク】
南明寺住職にお話を伺った。(2022/4/9)
・淵について
棲んでいたとされる淵は今は干上がってしまっているが、戦後の農地開放までは上流の水を一時貯水し不純物を沈澱させ下流に流す役目を担っていた。徳川家康との縁も深く甲斐に落ち延びた際、当時住職の用山儀存が共に学んだよしみだったため家康に法衣を着せすりこぎ棒をもたせて敵の目をのがれた「南明寺の大すりこぎ」の話もある。近隣に徳川埋蔵金が埋まっているとも言われており、住職いわく「淵の下などは埋めるのに最適では」とのこと。
・南明寺四脚門について
建造された年が古い曹洞宗の寺は県内に他にもあるが、途中で改宗したものであり南明寺は山梨県内最初の曹洞宗の寺である。江戸中期の前半〜中頃に建造された四脚門があり「蒼龍窟禅堂」と掲げられ龍が棲むとされる。
・竜尾石について
近隣の八幡神社には竜頭石があった。そちらはいつのまにか紛失しており、近ごろ南明寺の石を竜頭石とよばれてしまうことがあるが、本来は竜尾石である。
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
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【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#山梨 #富士川 #旧増穂町 #南明寺 #竜 #龍 #山梨の妖怪展2022
モノプリント掛け軸紹介動画
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