


【ミニ掛け軸】妖怪548・黒犬ものがたり(静岡・藤枝市)
【ミニ掛け軸】妖怪548・黒犬ものがたり(静岡・藤枝市)
¥2,000
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
約15cm×30cmのミニ掛け軸。
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
静岡県藤枝市に伝わる。
藤枝の鬼岩寺にクロという強くてかしこい犬がいた。
ある日、わがままで評判のよくない田中城の本多の殿さまが、クロに目を止めた。
その日はいつものように和尚さんと碁を打ったが負けたのでたいへんきげんが悪かった。
殿さまは和尚に、自分の犬のシロとかみあわせてみようと提案した。和尚はどちらかが死んでしまうといやがったが、押し切って、本堂の前で戦いとなった。
シロは襲いかかったがクロはうまくかわし、シロの足に食いついた。シロはすごすごと引き下がり、和尚はこの程度でよかったと安堵した。
本多の殿さまは悔しがり、みずから成敗しようとした。それをみたクロはすばやく裏山へ走り込んだ。殿さまは城に帰り、クロは夕方に戻ってきた。このまま済むとは思えない和尚はクロにごちそうを食べさせ十日ほどかくれているよう伝えた。
やはり殿さまはそれから家来数十人を使い山がりをした。しかし十日たっても山がりは終わらなかった。約束どおりに十日後の夜にお寺に帰ってきたクロは見つかってしまった。さむらいに囲まれ境内のおくの古井戸ばたへ追い込まれたクロはぴょんとたかく空にはねると、そのままドボーンと古井戸にとびこんだ。
次の瞬間、古井戸が耳もさけるほどの音でなりひびいたかと思うと、中からむらさきのけむりがもくもく吹き出し、中から何百、何千という黒犬がきばをむいて飛び出してきた。
家来も殿さまもたまげて我先へと城へ逃げ帰った。
朝になると黒犬のむれはけむりのようにきえて、寺のどこにもみあたらなかった。
黒犬をあわれんだ村人は鬼岩寺の門前にクロの霊をまつりお堂をたてた。
寺ではいまでも願い事がかなうと、そのお礼にぬいぐるみの犬を黒犬神社へ奉納する。
「クロと消えゆく紫雲の群れと みなで眠りし黒犬神社」
【参考資料】
現地案内板
『静岡県の民話』日本児童文学協会 編 94p
一部資料提供:猫屋敷
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
#犬
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出!
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、1点ものではありません。サインは直筆です。
【妖怪説明】
静岡県藤枝市に伝わる。
藤枝の鬼岩寺にクロという強くてかしこい犬がいた。
ある日、わがままで評判のよくない田中城の本多の殿さまが、クロに目を止めた。
その日はいつものように和尚さんと碁を打ったが負けたのでたいへんきげんが悪かった。
殿さまは和尚に、自分の犬のシロとかみあわせてみようと提案した。和尚はどちらかが死んでしまうといやがったが、押し切って、本堂の前で戦いとなった。
シロは襲いかかったがクロはうまくかわし、シロの足に食いついた。シロはすごすごと引き下がり、和尚はこの程度でよかったと安堵した。
本多の殿さまは悔しがり、みずから成敗しようとした。それをみたクロはすばやく裏山へ走り込んだ。殿さまは城に帰り、クロは夕方に戻ってきた。このまま済むとは思えない和尚はクロにごちそうを食べさせ十日ほどかくれているよう伝えた。
やはり殿さまはそれから家来数十人を使い山がりをした。しかし十日たっても山がりは終わらなかった。約束どおりに十日後の夜にお寺に帰ってきたクロは見つかってしまった。さむらいに囲まれ境内のおくの古井戸ばたへ追い込まれたクロはぴょんとたかく空にはねると、そのままドボーンと古井戸にとびこんだ。
次の瞬間、古井戸が耳もさけるほどの音でなりひびいたかと思うと、中からむらさきのけむりがもくもく吹き出し、中から何百、何千という黒犬がきばをむいて飛び出してきた。
家来も殿さまもたまげて我先へと城へ逃げ帰った。
朝になると黒犬のむれはけむりのようにきえて、寺のどこにもみあたらなかった。
黒犬をあわれんだ村人は鬼岩寺の門前にクロの霊をまつりお堂をたてた。
寺ではいまでも願い事がかなうと、そのお礼にぬいぐるみの犬を黒犬神社へ奉納する。
「クロと消えゆく紫雲の群れと みなで眠りし黒犬神社」
【参考資料】
現地案内板
『静岡県の民話』日本児童文学協会 編 94p
一部資料提供:猫屋敷
【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。
※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。
※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません
#ミニ掛け軸
#犬
大きさ比較画像
※この商品は、最短で12月16日(火)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※別途送料がかかります。送料を確認する
※¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
※この商品は海外配送できる商品です。



