約15cm×30cmのミニ掛け軸。
通常大蛇堂の出店イベントのみの販売ですが、年に一度のミニ掛け軸通販祭り限定で放出！
大きさ比較のためゆずと一緒に撮影しています。
中サイズ以上の掛け軸と異なり、１点ものではありません。サインは直筆です。

【妖怪説明】
静岡県浜松市に伝わる。

浜松の南、神田町と新橋町のあいだ周囲二キロほどの丸い沼田の池に「あかんべえ」というばけものが住んでおり、村人からは姿を見たものは死んでしまうと恐れられていた。
あかんべえの頭はとても大きく、首の長さは１メートルもあり、目はらんらんとかがやく。
そして「そんなことはあかんべえだ」と言って赤い目をむく。
池に行って、呼び捨てにすると舟をひっくりかえされるため「あかんべえさま」とさまづけで呼んでいた。

ある日、村で一番強いといわれる太吉がとめるのもきかず退治に向かい舟をだした。
「やい、あかんべえ、いるなら顔を出して見せろ」
「見たければ今見せてやろう。だがおまえのいのちはないぞ」
池のなかから、がばがばと顔をだしたあかんべえは、はったと太吉を睨みつけ舟をひっくりかえした。
あくる朝、太吉は村人に助けられ家へ帰ったが、こわいこわいとわめきながら死んでしまったという。

「見たけりゃ見せるがいのちはないぞ 池の中からあかんべえ」

【参考資料】
『浜松の伝説 : おじいさんが語る昔ばなし 上 (シリーズわたしの散歩道 ; 4,5)』渥美実 編著 34p
-「沼田の池のあかんべえ」
『日本怪異妖怪事典 中部』高橋郁丸,毛利恵太,怪作戦テラ 著

【作品説明】
掛け軸が卓上サイズになって登場です。
大きさ約 幅15cm x 高さ30cmで飾りやすい。
表装（絵柄）以外の部分も特殊加工の印刷仕上げ。サインは直筆です。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
紙よりも耐久性がありますがアート作品として取り扱いください。
直射日光や高温多湿な場所に長期間置かないでください。

※台座は付属しません
※「卓上掛け軸」から「ミニ掛け軸」に名称変更しました。

※通常サイズ(約幅30cm x 高さ60cm)との違い
・絵に書き下し文(都々逸)がありません
・説明短冊が付属しません
・ギフトラッピング対象外です
・在庫管理の関係上、バージョン記載をしていません

#ミニ掛け軸

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