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2020/08/11 19:18

「宮城の妖怪展」無事に終了いたしました!
たくさんのご来場、本当にありがとうございました!!



画業人生初の郷里・宮城県での開催ということもあって、今回初の試みにたくさんトライしました。
妖怪地図、図録作成、テレビ取材、対談トークショー、およびライブ配信、そしてコロナ対策…

そのかいあってか、連日本当にたくさんのお客様にご来場いただきました。
特に金曜日のKHB東日本放送「ナマイキTV」と、土曜日の毎日新聞朝刊での記事がのってからは急増。
一時、入場制限も行いました。
(毎日新聞はweb記事にもなりました。https://mainichi.jp/articles/20200808/k00/00m/040/044000c )

ご来場いただいたお客様は、みなさんじっくりと妖怪の解説と掛け軸をご覧になっていました。

妖怪掛け軸のイラストは、ただ妖怪を描くだけでなく、ストーリーの要所をなるべく詰め込むようにしています。
例えば、カラスの鳴き真似をすると口角炎をつくりに口の端にカラスがお灸をすえにくる「カラスノオギュー」であれば
ただカラスを描くのではなく、同時にお灸に使う“もぐさ”も描いています。

そのこだわりとストーリーの面白さ、不可思議さが伝わっていたように感じます。

↑会場入り口


↑会場は元お寿司屋さん。カウンターがそのまま残っています。


↑今回の展示のために、宮城妖怪地図を作成しました。地元の妖怪を探す方多数!


↑みんな大好き「大手の白けつ」
トークショーが終わり、みなさんが帰った後、大蛇堂・弟・宮城さんの3人で白けつ考察をしたのはよい思い出です(笑)




また、この展示を通して現地の方々のお話を聞けたのも大きな楽しみでした。
今も残るぼうふり田の皮肉、朝寝屋敷、3人の座敷わらし・・・
まだまだ妖怪はいろいろなところにいそうです。

お客様ひとりひとりがとても感慨深いのですが、最終日閉場10分前にとびこんできた親子がとても印象的でした。
お母さんと小学生低学年くらいの男の子でした。
10分くらいしか時間がないので、とてもすべてのストーリーを楽しむことはできないのですが、観覧しているうちに本当に楽しくなってきた様子。
「妖怪にはそれほど興味がなかったけど、こうしてみると地元にこれだけの話があると知って、もっと知りたい!」とお母さん。
そして、息子さんのために図録を予約してくれました。
その際に
「郷土愛ってわかる?まだそういうことわからないかもしれないけど、大きくなっていったときにそういうのがあるのとないのでは全然違うと、お母さん思うんだ」
というようなことを言っていました。

わたしが、宮城妖怪の面白さにとりつかれた根幹を突かれた気持ちです。

やはり自分の生まれ育った土地に伝わる妖怪を知ることはとても面白い!
そして妖怪をとおして「なぜ?」や「もしかして?」の好奇心や知識欲も刺激されていく。

昨今の情勢もあって開催すべきかどうかかなり悩みましたが、ほんとうにたくさんの方にきていただき、たのしんでいただいたようで、作家冥利に尽きるとはこのことです。

会場の1095間さん、情報提供元の宮城妖怪事典(仮)さん、取材陣のみなさま、そしてなによりも足を運んでいただいたお客様。
たくさんの関係いただいた方に大きな御礼を申し上げます。
ありがとうございます!

大蛇堂






追伸)来年もやります。



↓トークショーで宮城さんにかぶってもらおうと作りましたが、息苦しそうだし声がこもりそうなのでボツ。お蔵入り。


TEL: 090-6251-8657
E-mail:orochidou@gmail.com