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2022/12/07 15:24
おばんです!
『宮城の妖怪展in旧守屋邸』連日たくさんのかたにご来場いただき、盛況のうちに閉幕しました。
会場である旧守屋邸ご当主沼田さん、東北工業大学建築学科の不破准教授と学生さんたち、取材いただいた東日本放送さん、トークショーゲストの宮城妖怪事典(仮)こと佐藤卓さんと児童文学作家の野泉マヤさん、そして足を運んでいただいたたくさんのかた、本当にありがとうございました!6日間の開催でしたが、総計300人~400人ほどの方にご来場いただきました。(毎日てんやわんやで正確にカウントできませんでした…)
↑学生さんたちにはたくさん動いていただきました。
今回は東北工業大学建築学科の古民家プロジェクトとの共同企画。
展示の前に学生さんたちに入っていただいて、展示をするまえに環境を整えていただきました。不破准教授の的確な指示のもと、畳をはがして修繕したり、清掃したり、押し入れを展示の棚にかえたり!みなさん作業がはやくてスマート!
たいへん助かっちゃいました。
↑真ん中の細い畳は当初あいていたのですが、その場であまった畳をもってきて寸法にきって埋めてました。ぴったり!
↑東日本放送さんにも取材に来ていただきました。ガチャガチャをまわす様子をとる記者さんたち。
みなさんのおかげで雰囲気まんてんの展示に。お客様もはじめからおわりまでまったく途切れませんでした。
↑ご当主・沼田きたみさんと不破准教授をまねいての1回目のトークショー。満員御礼!
スライドショーももってきていただき、古民家にまつわるとても面白い風習や慣習のお話が聞けました。
個人的に「でんごす」と呼ばれる、ふすまとふすまの間にあった、冷蔵庫がわりの空間が印象的でした。
↑外に面しているアルミの窓はかつて障子で、手前の屋内に面したところにも障子があったそう。屋外と障子2枚しか隔てていないが、その間に棚をつくり冷蔵庫がわりに食品を安置しておりこの地域特有のもので「でんごす」と呼ばれていたそう。
↑佐藤卓さんと野泉マヤさんを招いた2回目のトークショーも満員御礼!宮城妖怪の魅力をたっぷり語っていただきました。
こちらのトークショーはツイキャスで無料でみれますのでぜひどうぞ!
ツイキャスアーカイブリンク https://twitcasting.tv/orochidou/archive/
宮城の妖怪展も今回で3回目。ギャラリーをとびだして古民家の展示で、いままでとは一味も二味もちがった展示になりました。
いままでは大蛇堂個人でいろいろ準備したりしていましたが、今回は古民家のご当主や東北工業大学の方もいて、人との関わりによってつくりあげた展示でした。
妖怪と古民家の相性もバツグンでしたし、なにより非常にたのしい、多くの方に満足したいただいた展示となりました。
ぜひ機会があれば、こういった展示はまたおこないたいものです。
(古民家にご縁のあるかた、ご連絡おまちしてます!)
今回もありがとうございました!大蛇堂をこれからもよろしくお願いいたします!
to be next Exhibition!→大蛇堂の大妖怪掛け軸展(2023年1月2日〜8日)甲府やまなしプラザにて