妖怪584・かぶき蛇(宮城・伊具郡丸森町)
妖怪584・かぶき蛇(宮城・伊具郡丸森町)
¥5,500
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【妖怪説明】
かぶきおろち。宮城県伊具郡丸森町大張大蔵中平に伝わる。
丸森から南の大内村に「中平(なかだいら)」という部落に寝起きの悪い子供がおり、泣いてばかりで母親もあやしようがなく縁側に放りっぱなしにされていた。
或る日、あまりにも泣き方がひどいので母親はエツコ(赤子を入れて置くもの)に入れ、縁側に出して置いたがそのうち泣き声が聞こえなくなった。
ふと心配になって縁側を見ると子供の姿はなく、家族と共に探したが見つからない。
北の山麓には「かぶき沼」という大きな沼があった。かぶき役者が着る赤黄縁に金色と美しい着物を広げた様な色を自然の風景が沼の水面に影をうつしている美しい沼なので「かぶき沼」と呼ばれていたの。
この沼に昔から化けるものがいて人をおどろかす、と云う話しが残されていた。そのかぶき沼の土手に来て見ると何処からともなく子供の笑い声が聞こえて来る。
探していた皆が水面をみると、子供の笑い声はその沼の底から出ている。
沼に住む大蛇(おおおろち)にさらわれてしまったのだとあきらめて家に帰えろうとすると、真白い蛇がそ水面を泳いで沼の真中辺まで進んで行くと急に水の中にもぐっていった。
子供の父親いわく、それは屋敷蛇の白であり、皆があっけにとられて沼の真中を見ていると水面に赤い色の物が浮かび沼全体に広がった。
まもなく大きな蛇が死んで浮かんできた。その蛇こそ、この沼の主「かぶき蛇」であった。そしてすぐ子供が浮かび、白蛇が子供の着物をくわえて岸に引いて来た。
白い屋敷蛇は岸に着くと死んでしまった。
父親はかぶき沼の土手に大蛇を埋め小さな祠を建てその霊を祀った。白い屋敷蛇は家の裏の森に祠を建てて祀り、代々、この家の守神とし大切にしたという。
「稚児の泣き声笑いに変えて 屋敷蛇との行き違い」
【参考文献】
『宮城の昔話シリーズ 第二集 果報は寝て待て』樫山巌p63~64
『日本怪異妖怪事典 東北』寺西政洋,佐々木剛一,佐藤卓,戦狐 著
【OOTENOSIROKETSU -White ass in Oote-】
Introduced to Tome Town, Miyagi Prefecture. The monster emerged from under the bridge. The monster came out with a white ass. However, the true identity was a pervert who liked to imitate youkai and surprise people.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#東北 #宮城 #宮城の妖怪展2024 #壽丸屋敷 #伊具郡 #丸森町 #かぶき蛇
かぶきおろち。宮城県伊具郡丸森町大張大蔵中平に伝わる。
丸森から南の大内村に「中平(なかだいら)」という部落に寝起きの悪い子供がおり、泣いてばかりで母親もあやしようがなく縁側に放りっぱなしにされていた。
或る日、あまりにも泣き方がひどいので母親はエツコ(赤子を入れて置くもの)に入れ、縁側に出して置いたがそのうち泣き声が聞こえなくなった。
ふと心配になって縁側を見ると子供の姿はなく、家族と共に探したが見つからない。
北の山麓には「かぶき沼」という大きな沼があった。かぶき役者が着る赤黄縁に金色と美しい着物を広げた様な色を自然の風景が沼の水面に影をうつしている美しい沼なので「かぶき沼」と呼ばれていたの。
この沼に昔から化けるものがいて人をおどろかす、と云う話しが残されていた。そのかぶき沼の土手に来て見ると何処からともなく子供の笑い声が聞こえて来る。
探していた皆が水面をみると、子供の笑い声はその沼の底から出ている。
沼に住む大蛇(おおおろち)にさらわれてしまったのだとあきらめて家に帰えろうとすると、真白い蛇がそ水面を泳いで沼の真中辺まで進んで行くと急に水の中にもぐっていった。
子供の父親いわく、それは屋敷蛇の白であり、皆があっけにとられて沼の真中を見ていると水面に赤い色の物が浮かび沼全体に広がった。
まもなく大きな蛇が死んで浮かんできた。その蛇こそ、この沼の主「かぶき蛇」であった。そしてすぐ子供が浮かび、白蛇が子供の着物をくわえて岸に引いて来た。
白い屋敷蛇は岸に着くと死んでしまった。
父親はかぶき沼の土手に大蛇を埋め小さな祠を建てその霊を祀った。白い屋敷蛇は家の裏の森に祠を建てて祀り、代々、この家の守神とし大切にしたという。
「稚児の泣き声笑いに変えて 屋敷蛇との行き違い」
【参考文献】
『宮城の昔話シリーズ 第二集 果報は寝て待て』樫山巌p63~64
『日本怪異妖怪事典 東北』寺西政洋,佐々木剛一,佐藤卓,戦狐 著
【OOTENOSIROKETSU -White ass in Oote-】
Introduced to Tome Town, Miyagi Prefecture. The monster emerged from under the bridge. The monster came out with a white ass. However, the true identity was a pervert who liked to imitate youkai and surprise people.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#東北 #宮城 #宮城の妖怪展2024 #壽丸屋敷 #伊具郡 #丸森町 #かぶき蛇
モノプリント掛け軸紹介動画
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