妖怪560・ちんちんむかし(宮城・加美郡加美町)
妖怪560・ちんちんむかし(宮城・加美郡加美町)
¥5,500
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【妖怪説明】
宮城県加美郡加美町に伝わる。
むかし、あんちゃんとかあちゃんが二人で暮らしていた。
あんちゃんはのんき者で縁側で昼寝ばかりしており、かあちゃんが「あんちゃん、おひるだぞう」というと、あんちゃんはお昼の時だけ勢いついて目さめるという。
あるとき、いつものように寝そべっていると、ちんちんこが縁側の隙間から流れ込んで、下の方にすうっとたなびいていった。そのうち、暖かく陽気がいいので、ちんちんこがぶら下がったままずんずんふくれて大きな卵みたくなった。
そのときかあちゃんが「おひるだぞう」言ったので「はあい」とあんちゃんは飛び上がった。
とたんに、大きくふくらいんでいたちんんちんのたまがぽたんと落っこちてしまった。
あんちゃんはご飯を食べるとまた昼寝がはじまった。
夕方にかあちゃん「このごろ鶏さっぱり卵生さねどなあ。縁の下に生してんでねえが」とみると卵がみつかった。「なんだ、この卵、ふつうよりちゃっこいけんど、まずしかたなかんべ。鶏にはまちがいなかんべから種卵にして抱かしてみんべえ」と卵を抱かせてみた。
ところがふつうは21日抱かせるとかえるが、あんちゃんの卵はかえらない。あと1週間抱かせて孵らなければ捨てよう、と言うと、35日目に黒い頭で毛も黒いひよこがうまれた。
そのひよこは、ちんちんちんちんと歩くので不思議に思っていた。
秋さかになるとりっぱな雄鶏になった。ふつうの雄鶏は
こけーこ
となくが、黒い雄鶏は
ぐりふー
と鳴いたのでかあちゃんは驚いて「こりゃどこから来たもんだ。たまげたやあ」と言った。
いよいよ雪が降るようんあると、みんな
こけこっこー
と鳴いたが、黒い鳥は突然
のっこへー
と鳴きだした。
かあちゃんはびっくりして「なんだべ、これ」となり「あんちゃん、おまえ、たまあっか」とみると、いつ落っこちたのか、なかった。
そこで黒い雄鶏を大事にすると、飼っていた雌鳥が卵をたくさん産むようになった。
その卵が変わった卵でどんどん生むので、あんちゃんとかあちゃんは裕福になったという。
「玉がたまたま卵に抱いて ぐりふーのっこへーマシマシて」
【参考文献】
『民話の手帖 冬 NO.38』日本民話の会 編集 67P
『子どもと読書 25(9)(289)』親子読書地域文庫全国連絡会 編 18p
【OOTENOSIROKETSU -White ass in Oote-】
Introduced to Tome Town, Miyagi Prefecture. The monster emerged from under the bridge. The monster came out with a white ass. However, the true identity was a pervert who liked to imitate youkai and surprise people.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#東北 #宮城 #宮城の妖怪展2024 #壽丸屋敷 #加美郡 #加美町 #ちんちんむかし #にわとり
宮城県加美郡加美町に伝わる。
むかし、あんちゃんとかあちゃんが二人で暮らしていた。
あんちゃんはのんき者で縁側で昼寝ばかりしており、かあちゃんが「あんちゃん、おひるだぞう」というと、あんちゃんはお昼の時だけ勢いついて目さめるという。
あるとき、いつものように寝そべっていると、ちんちんこが縁側の隙間から流れ込んで、下の方にすうっとたなびいていった。そのうち、暖かく陽気がいいので、ちんちんこがぶら下がったままずんずんふくれて大きな卵みたくなった。
そのときかあちゃんが「おひるだぞう」言ったので「はあい」とあんちゃんは飛び上がった。
とたんに、大きくふくらいんでいたちんんちんのたまがぽたんと落っこちてしまった。
あんちゃんはご飯を食べるとまた昼寝がはじまった。
夕方にかあちゃん「このごろ鶏さっぱり卵生さねどなあ。縁の下に生してんでねえが」とみると卵がみつかった。「なんだ、この卵、ふつうよりちゃっこいけんど、まずしかたなかんべ。鶏にはまちがいなかんべから種卵にして抱かしてみんべえ」と卵を抱かせてみた。
ところがふつうは21日抱かせるとかえるが、あんちゃんの卵はかえらない。あと1週間抱かせて孵らなければ捨てよう、と言うと、35日目に黒い頭で毛も黒いひよこがうまれた。
そのひよこは、ちんちんちんちんと歩くので不思議に思っていた。
秋さかになるとりっぱな雄鶏になった。ふつうの雄鶏は
こけーこ
となくが、黒い雄鶏は
ぐりふー
と鳴いたのでかあちゃんは驚いて「こりゃどこから来たもんだ。たまげたやあ」と言った。
いよいよ雪が降るようんあると、みんな
こけこっこー
と鳴いたが、黒い鳥は突然
のっこへー
と鳴きだした。
かあちゃんはびっくりして「なんだべ、これ」となり「あんちゃん、おまえ、たまあっか」とみると、いつ落っこちたのか、なかった。
そこで黒い雄鶏を大事にすると、飼っていた雌鳥が卵をたくさん産むようになった。
その卵が変わった卵でどんどん生むので、あんちゃんとかあちゃんは裕福になったという。
「玉がたまたま卵に抱いて ぐりふーのっこへーマシマシて」
【参考文献】
『民話の手帖 冬 NO.38』日本民話の会 編集 67P
『子どもと読書 25(9)(289)』親子読書地域文庫全国連絡会 編 18p
【OOTENOSIROKETSU -White ass in Oote-】
Introduced to Tome Town, Miyagi Prefecture. The monster emerged from under the bridge. The monster came out with a white ass. However, the true identity was a pervert who liked to imitate youkai and surprise people.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
#東北 #宮城 #宮城の妖怪展2024 #壽丸屋敷 #加美郡 #加美町 #ちんちんむかし #にわとり
モノプリント掛け軸紹介動画
別途ギフトラッピング承ります。
さらに大きな「【大サイズ掛け軸7】妖怪234・大手の白けつver1(宮城・登米市) 」もどうぞ!
https://orochi.theshop.jp/items/71061054
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