【妖怪説明】
ズウクウサン。山梨県南巨摩郡増穂町(現・富士川町)に伝わる。

平林の狭間部落にズウクウサン(頭公さん)又はオドウクウサンという神が祀ってある。
上久保部落にはドウデエジン(胴体神)又はオデージンサマ、新梨部落にはナガスネ(長脛)があり、
それぞれ落武者の頭・胴体・足が埋めてあり祠があるという。

ズウクウサンはかつては１㎡ばかりの木の祠で祠の前の旗には「頭公大権現」と書かれており、今は切り株だが榧(カヤ)の大木の下に頭を埋めて神として祀ったという。
この神は荒い神で、木が立っていた頃、枝を切った婆が火じろへ突き込まれてやけどをしたり、子供が榧の実を拾うと手足が痛くなると恐れていた。

狭間と上久保は手塚姓と清野姓だけであり、この中の手塚兼安家だけがズウクウサンについて何をしてもたたらないと言い伝えられているという。

「肢体散り散り地の利を知るは 平林にあり頭公大権現」

【参考文献】
『増穂町誌 下巻』増穂町誌編集委員会 編　1065p

【商品説明】
直筆サインが入った１点ものの掛け軸です。
表装（絵柄）以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。（画像はサンプルです）
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm

【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531

【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm

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