【妖怪説明】
山梨県竜ガ岳(身延町・富士河口湖町)に伝わる。

昔、竜ガ岳から４本の足があり尾が２つに裂けた大きな白蛇が出て湖に入ったので「竜ガ岳」といういうようになった。また、竜ガ岳の裏で笛を吹いたら湖から７つの頭をだしたそうである。

目撃令も報告されている。
1)県境で舟久保庄三老(70)が長さ五尺の青大将を捕らえたところ四足に爪があり、下唇を切られた
2)根原の吉川藤作氏が七尺の四足で爪のある青大将を殺したが気味が悪く捨てた
3)開墾の国松氏が四尺くらいのマムシで足のあるのを喰った
4)本栖の伊藤文三氏が大きな蛇が木に巻き付いており両足の爪を広げているのをみて逃げて気絶した
5)本栖の山口のぶ氏(83)は竜ガ岳で獲った蛇を焼くと時に足のある蛇をみることがある

その蛇は殺された直後は足を縮めて腹につけるのでちょっとみただけではわからないが、皮を剥いでみると立派な足があるといい、土地の人はたいして珍しがらず気味が悪いので棄てているという。

「一目のみでは四足は見えぬ 妙のようでも稀あらず」

【参考文献】
『史話と伝説 富士山麓の巻』松尾四郎 編 486P

【商品説明】
直筆サインが入った１点ものの掛け軸です。
表装（絵柄）以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。（画像はサンプルです）
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm

【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531

【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm

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