妖怪192・白蔵主(山梨・甲府市)
妖怪192・白蔵主(山梨・甲府市)
¥5,500
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【妖怪説明】
はくそうず。伯蔵主。
甲府市古府中町にある大泉寺の境内には夢山稲荷神社があり、夢山と呼ばれる山の麓にある。
その昔、山から大泉寺の境内に梅の木が移植されたがその木を返して欲しいと二匹の白狐が毎晩鳴いていたという。夢山稲荷神社はその二匹の鳴き疲れて死んだ白狐を祀ったものだといわれており、かつてこのあたりは狐の森と呼ばれていたそうである。
また、夢山の麓に住んでいた弥作という男の話も残っている。
弥作は狐を捕まえ皮を売って生計をたてていた。夢山には白狐が住んでおりたくさんの子を産んだが弥作に捕まってばかりいたので恨みを抱いていた。ある時、この狐は弥作の叔父である宝塔寺の白蔵主に化けて弥作を訪れ「殺生は来世に障るので狐を捕まえるのをやめよ。罠は銭一貫目でひきとる」といって罠を持ち帰った。
やがてそのうち弥作は金を使い果たしたので、叔父の白蔵主を訪ねて宝塔寺に赴いた。それを察知した白狐は、今度は先回りして叔父を食い殺し白蔵主になりすました。以来、50年にわたって住職として化け続けていたが、倍見の牧というところで鹿狩りを見物していたところ犬に噛み殺されて正体を現してしまったという。
その尾には白銀の針のような毛が生えており、人々は祟りをおそれて塚をつくり祠を建てて祀ったという。
「化けて欺き悟して幾年 夢山背負いた畜生道」
【参考文献】
『竹原春泉 絵本百物語 桃山人夜話』多田克己 編 /『妖怪事典』村上健司 著より
【HAKUZOUSU】
Yumeyama Inari Shrine is located at the foot of Yumeyama.
There lived a man named Zensaku.
He was living with a cape. A white fox lived in the mountain and gave birth to many children. However, he was jealous because he was only caught. Once upon a time, this niece turned into a monk's uncle. He bought the chopsticks from his work. Time has passed and he has spent money. He visited his uncle. The fox slayed his uncle ahead and turned to him. Since then, it has been a monk for over 50 years. However, when he was watching deer hunting, he was bitten by a dog and revealed himself. The tail had hair like a silver needle. The people were afraid of resentment and built a fort.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
はくそうず。伯蔵主。
甲府市古府中町にある大泉寺の境内には夢山稲荷神社があり、夢山と呼ばれる山の麓にある。
その昔、山から大泉寺の境内に梅の木が移植されたがその木を返して欲しいと二匹の白狐が毎晩鳴いていたという。夢山稲荷神社はその二匹の鳴き疲れて死んだ白狐を祀ったものだといわれており、かつてこのあたりは狐の森と呼ばれていたそうである。
また、夢山の麓に住んでいた弥作という男の話も残っている。
弥作は狐を捕まえ皮を売って生計をたてていた。夢山には白狐が住んでおりたくさんの子を産んだが弥作に捕まってばかりいたので恨みを抱いていた。ある時、この狐は弥作の叔父である宝塔寺の白蔵主に化けて弥作を訪れ「殺生は来世に障るので狐を捕まえるのをやめよ。罠は銭一貫目でひきとる」といって罠を持ち帰った。
やがてそのうち弥作は金を使い果たしたので、叔父の白蔵主を訪ねて宝塔寺に赴いた。それを察知した白狐は、今度は先回りして叔父を食い殺し白蔵主になりすました。以来、50年にわたって住職として化け続けていたが、倍見の牧というところで鹿狩りを見物していたところ犬に噛み殺されて正体を現してしまったという。
その尾には白銀の針のような毛が生えており、人々は祟りをおそれて塚をつくり祠を建てて祀ったという。
「化けて欺き悟して幾年 夢山背負いた畜生道」
【参考文献】
『竹原春泉 絵本百物語 桃山人夜話』多田克己 編 /『妖怪事典』村上健司 著より
【HAKUZOUSU】
Yumeyama Inari Shrine is located at the foot of Yumeyama.
There lived a man named Zensaku.
He was living with a cape. A white fox lived in the mountain and gave birth to many children. However, he was jealous because he was only caught. Once upon a time, this niece turned into a monk's uncle. He bought the chopsticks from his work. Time has passed and he has spent money. He visited his uncle. The fox slayed his uncle ahead and turned to him. Since then, it has been a monk for over 50 years. However, when he was watching deer hunting, he was bitten by a dog and revealed himself. The tail had hair like a silver needle. The people were afraid of resentment and built a fort.
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。(画像はサンプルです)
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm
【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531
【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm
モノプリント掛け軸紹介動画
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