妖怪307・カイダーラの狐（山梨・市川三郷町）

はじめに

妖怪307・カイダーラの狐（山梨・市川三郷町）

¥5,500

【妖怪説明】
三珠町下芦川に伝わる。

カイダーラという山に狐がいてたびたび人を化かしていた。
一人の爺様が天狗の面と唐傘をもって山にいった。狐に逢ったときに唐傘をひろげ天狗の面をかぶり「おれの唐傘をひろげればこんな天狗に化けられるが、どうだお前の人を化かす物と組まぬか（交換しないか）」というと、狐は喜んで自分の化かすものと交換した。

爺様が家に持って帰ると、朴の葉に馬の骨を包んだもので、爺様は何かに化けようとしたがうまくいかなかった。

また狐は人に逢った時、唐傘をひろげて顔をグッと突き出し天狗になったつもりになったが、ただの狐のままなので「こん畜生ッ」と杖で頭をウンと叩かれた。
狐はキャンキャン泣きながら唐傘を捨てて逃げていったそうだ。

「面と唐傘朴葉に馬骨爺と狐の化かし合い」

【参考文献】
『山梨県の民話と伝説』土橋里木「狐と爺さま」より

【商品説明】
直筆サインが入った１点ものの掛け軸です。
表装（絵柄）以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。（画像はサンプルです）
表装部の大きさ幅30cm x 高さ60cm

【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531

【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm

＃カイダーラの狐＃山梨＃市川三郷町＃狐＃馬の骨＃山梨の妖怪展2021

モノプリント掛け軸紹介動画