【妖怪説明】
宮城県本吉郡南三陸町志津川米広に伝わる。
池のそばの林に棲むカラスと牝馬の間に生まれたという名馬。天馬のように空を飛び、魚のように水中を泳いだという。源頼朝に献上され「池がらす」と名付けられ、出陣のたびに手柄をたててその名は鎌倉中に響き渡ったという。

主人の頼朝が亡くなると故郷に戻った。
馬篭に舞い下りて疲れをいやしたあと、再び太田山に飛び上がり、田束山の上を飛び越す時に鞍を落とした。鞍の落ちた場所を田束山の鞍骨峠という。

その後、余生を送ったところが米広のそばの「帰国が森」と伝えられ、帰国が森に生える笹の葉には、今も池がらすの食べたあとがついているという。
何年かが過ぎ、年老いてついにのたれ死んだが村の人たちは池がらすの末路をあわれと思い、骨を拾い集めてお墓を作ってやりその墓を「馬の骨壇」という。
その壇がどこにあるのかはっきりした場所は不明だが、今も皿貝に地名だけが残っているという。

「頼朝背にして戦場翔ける 鴉と牝馬の合の子よ」

【参考文献】
『第一集 ふるさと歌津の民話と伝説』
引用：宮城妖怪事典（仮）より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/26125013.html


【商品説明】
直筆サインが入った１点ものの掛け軸です。
表装（絵柄）以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。（画像はサンプルです）
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm

【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531

【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm

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