【妖怪説明】
岐阜県揖斐(いび)郡の揖斐川上流にあった徳山村のはなし。(徳山村は2008年5月にダム湖に水没)
徳山村の山手にはツチノコを見たという人が何人かおり、一番有名なのは嵐弥助という御老体だという。
山手の北寄りに鬼生谷(もしくは小入谷)の奥で弥助老が栃の木を板に曳く仕事ををしていた。弥助老は大鋸(おおが)を使い仕事をしていた最後の人でもあり、朝早くから仕事をして、昼の弁当を食べていっぷくしてから仕事に取りかかったときのことである。
すぐ近いところに何か黒いものがコロコロと出てきた。ひと目見てヨコヅチということが分かった。太くて短く、あっちへコロコロ、こっちへコロコロ、ころがってばかりでどこへも行かない。さわると毒を吹くということなので手出しをせずにいると、半日ばかりころがって遊んでいたという。
弥助老が両手で示した大きさは一升瓶とビール瓶の中間くらいで、長さは爺さんの肩幅くらいであったという

絵のヨコヅチは参考文献の挿絵を参考にした。

「嵐弥助が木を板曳けば そこらにコロコロ遊ぶもの」

【参考文献】
『逃げろツチノコ』山本素石 著
資料提供：猫化不来

【商品説明】
直筆サインが入った１点ものの掛け軸です。
表装（絵柄）以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。（画像はサンプルです）
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm

【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531

【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm

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