【妖怪説明】
宮城県と山形県に跨る船形山(御所山)の縁起に登場する。

荒神山(宮城県加美郡加美町)の別当である堂源坊は、女狂いで法外な山役銭を取り立てていた。
忍びで訪れた北条時頼は、帰国後に隠し目付を使わして調査した後、寺院焼き討ちと300年の封山を命じた。
命を受けて鎌倉から下った牧野小太郎らは出羽の兵をかき集め4500余騎となり、堂源坊率いる800余騎と戦い勝利した。堂源坊以下七人は、切腹して淵に入り魔王となった。堂源渕と呼ばれるのがその場所だという。

時頼による封山後、山は雲霧が覆い、暴風雨や洪水で田畑が荒れ悪病が流行したため、鬼神山と恐れられたといわれる。
正嘉二年(1258)の封山から300年後、熊丸によって大蛇が退治されると、自然と霧も薄れた。そこに大霊権現が現れ、その功徳で堂源坊は雷公天神となり、邪気や悪魔も退けられたという。

「暴虐非道の荒神山別当　淵にて変じて魔王と成す」

【参考文献】
『船形山の民俗 吉田潤之介採訪資料』(東北文化資料叢書第三集)
『船形山手引 草をめぐるこころみ−西のお山と東のお山』(『東北民俗』第56輯)小田嶋利江
情報提供：宮城妖怪事典(仮)

【OOTENOSIROKETSU -White ass in Oote-】
Introduced to Tome Town, Miyagi Prefecture. The monster emerged from under the bridge. The monster came out with a white ass. However, the true identity was a pervert who liked to imitate youkai and surprise people.

【商品説明】
直筆サインが入った１点ものの掛け軸です。
表装（絵柄）以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
説明の短冊がつきます。（画像はサンプルです）
表装部の大きさ 幅30cm x 高さ60cm

【ギフトラッピングについて】
詳しくはこちらをご覧ください。
https://orochi.theshop.jp/blog/2021/01/09/155531

【Description】
One piece art work with autograph.
Special processing printing. Made of cloth. It has excellent durability and is easy to store. An explanation tag will be attached. (The image is a sample)
Size: W 30 cm x H 60 cm

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